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家づくりを考える上で、外観をどうするかは大切になりますよね。
外観の印象は屋根の形や種類によって大きく変化します。
おしゃれな家づくりにするための方法として三角屋根があります。
そこで今回は、三角屋根の特徴とメリット、共に取り入れる際のポイントをご紹介します。
三角屋根について、2つの傾斜面からなる山の形をした屋根のことを指します。
特徴としては、シンプルな形状や外国の住宅によく見られることがあります。
また、一戸だけの木造建築の場合に、三角屋根は最も高いシェアとなっています。
次に、三角屋根を採用した住宅にすることで得られるメリットを4つに分けて紹介します。
1つ目は雨漏りのリスクを減らせることです。
屋根の形状が複雑でないため、水はけがよく雨漏りの心配を減らせます。
理由として三角屋根は、雨漏りの原因となる屋根材のつなぎ目が少ないことが挙げられます。
2つ目はコストを抑えられることです。
構造がシンプルなことに加え材料費が少なくて済むので、施行にかかる費用を抑えられます。
また、施工内容も比較的簡単で短期間で終わるため人件費を抑えられることも大きな要因です。
三角屋根の構造はリフォームの際にもコストが低い傾向にあります。
3つ目は雪対策として有効なことです。
勾配のあるつくりにすることで雪が積もりのを防ぎ、落下する位置を把握しておけます。
事前に落雪による被害への対策を立てられます。
4つ目はさまざまなテイストに調和することです。
三角屋根と一言にいっても勾配や窓の大きさや位置を調整することで外観の印象を変えられます。
そのため、お気に入りの形状を探してみるのも良いでしょう。
三角屋根を取り入れる際に気を付けるべきポイントを3つに分けて説明します。
1つ目は三角屋根の勾配です。
屋根の勾配をどの程度にするかで外観の印象は大きく変わってきます。
例えば、勾配を緩くした場合は落ち着いた柔らかい印象を与えてくれます。
そのため家の雰囲気に柔らかさを出したい方におすすめです。
また、モダンな印象にしたい方も勾配の緩い三角屋根を用いることで、シンプルさがより際立ちます。
一方で屋根の勾配を急にした場合、屋根の輪郭を目立たせるためモダンな住宅との相性が良いです。
その他にもプロヴァンス風や南欧風の雰囲気に仕上げたい方にもおすすめです。
屋根裏に収納スペースやロフトを設けたい場合にも、急勾配にしておく必要があるでしょう。
2つ目は屋根の軒の出です。
軒を短くするとモダンな印象を与えます。
また、都市部で隣の家との間隔が狭い場合には軒を短くすることが一般的です。
対して軒の出す場合には、ナチュラルな印象を与えます。
軒を出すと建物全体がきれいに見え、さまざまなメリットが得られる場合が多いのでスペースに余裕がある際には大きく出すようにすると良いでしょう。
3つ目は窓の配置です。
三角屋根にした場合、シンプルな構造となるため窓の位置に注意する必要があります。
気を付ける点としては窓を減らしてランダムに配置することです。
外観のアクセントとして大きな窓を配置するのも1つの手でしょう。
窓の位置は間取りを考慮する上でも大きく影響してくる部分となるため、道路から見た時にどう見えるかを意識しながら間取りを考えていくことが大切になります。
今回はマイホームに三角屋根を取り入れたいとお考えの方へ向けて、三角屋根のメリット、採用する際のポイントについてご紹介しました。
三角屋根はシンプルな作りとなるため窓の配置などの工夫次第で外観の印象を大きく変えます。
今回の内容を参考にして素敵なマイホームづくりに役立てていただければ幸いです。