kurashi journal

2023.01.11

不動産売却をお考えの方へ!仲介手数料について分かりやすく解説します!

「実家の売却をしたいけど、仲介手数料とはなんだろう、仲介手数料について注意することはあるのだろうか。」
不動産の売却をお考えの方で、このようにお悩みの方はいらっしゃいませんか。
この記事では、仲介手数料とは何かと仲介手数料における注意点について詳しく解説します。

□仲介手数料とは何か

不動産売却を依頼する不動産会社に報酬として支払う手数料です。
媒介契約を結んで不動産会社に売却を依頼すると、依頼を受けた不動産会社は売却するために様々な活動を行います。
例えば、チラシの作製とポストへの配布、購入検討者の物件見学の立ち会い、物件情報サイトに情報を載せること、などが挙げられます。

この仲介手数料は不動産会社への成功報酬です。
そのため、不動産会社の活動によって買い手が見つかり、その買い手と売買契約が交わされるまで報酬を支払う必要はありません。

また、仲介手数料を支払ったからといって、不動産会社への要求には限りがあります。
仲介手数料での依頼は通常の仲介業務で発生する費用に限られます。
従って、例えば、遠隔地の購入検討者のところへの交渉の出張費や、特別な広告宣伝の費用は、仲介手数料の範囲内でなく、別で請求される可能性があります。

また、荷物の保管やゴミの廃棄、遠隔地の実家の売却などの場合には、建物の管理費用についても別の支払いが必要になるケースがあります。

□仲介手数料における注意点とは

*仲介手数料の知識を身につける

仲介手数料の知識がないと、不誠実な不動産会社に不適切な協議が行われ、仲介手数料に不利益を被る可能性があります。
上限額を超える手数料条件を提示する不動産会社や、仲介手数料以外に発生する広告費等を当然のように請求する不動産会社に注意しましょう。
必要以上の仲介手数料の請求を防ぐため、不動産売却時には仲介手数料に関する知識を身につけることが大切です。

*自分で買主を見つけられる可能性がある場合は専属専任媒介契約を結ばない

自分で買主を見つけて買主と直接取引をする場合は、仲介手数料は発生しません。
ただし、この場合は、不動産会社と売主との間で締結する媒介契約の種類について注意しましょう。
その理由は、専属専任媒介契約を締結している場合、自分で見つけた買主と直接取引ができないからです。
従って、自分が買主を見つけ、直接取引を行う可能性がある場合は、一般媒介契約、もしくは専任媒介契約のどちらかを締結することをおすすめします。

□まとめ

今回は、仲介手数料とは何かと仲介手数料における注意点について紹介しました。
実家のような不動産売却の際には、仲介手数料についての知識が必要です。
問題なく不動産の売却を行うために、ぜひこの記事を参考にしてください。

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