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結婚や転勤、子供の誕生などをきっかけに、新築を購入しようと考えている方はいるのではないでしょうか。
そして、中には現在の住宅の売却と新築購入の順番にお悩みの方もいるでしょう。
そこで今回は、住み替え時に一戸建ての売却と新築購入はどちらを先にすべきか、住み替えにかかる費用と併せて紹介します。
結論からいうと、新築購入よりも売却を優先して行うことをおすすめします。
なぜなら、売却によって収益を得ることで、資金運用の目途が立つからです。
新築購入には様々な費用がかかるため、自分たちがどのくらい資金を用意できるのか把握することは非常に重要です。
売却後の方が資金計画を立てやすく、新築にかけられる資金の見積もりがしやすいのでおすすめです。
一方で、新築に住めるまでの期間が想定以上にかかった場合、それまで仮住まいで暮らさなければならない可能性もあります。
即座に住み替えなければならない状況でなければ、より高い金額で売れるまで待つのも一つの手です。
家の売却にかかる費用には、仲介手数料や印紙税、ローン残高支払いの手数料などが挙げられます。
不動産売却で必要になる仲介手数料は、(売却金額×0.03)+60000+消費税という式で求められます。
印紙税に関しては契約金額によって一律に税額が定められており、10万円以上50万円以下のときで200円、100万円以上500万円以下のときで1000円というように、契約金額が高くなるほど税額も高くなります。
また、ローン返済にかかる手数料としては、15000円~40000円程度が目安となっています。
新築の購入でも、様々な費用が必要になります。
通常、家の金額の5パーセントから8パーセントが購入にかかる金額だとされています。
具体的には、購入した土地の所有権移転のための「所有権移転登記」に30000円~80000円、住宅ローンを利用する為に行わなければならない「抵当権設定登記」に30000円~70000円程度かかるのが目安です。
この他にも、家の表題登記に80000円~100000円、家の所有権保存登記に20000円~50000円というように、様々な登記費用がかかることを把握しておきましょう。
一戸建ての売却と新築購入は売却を先に済ませておくと、住み替えをスムーズに進められる場合があります。
しかし、新築に住み始めるまでの期間が長い場合は、別の方法を検討するのも1つの手です。
今回紹介した住み替えに必要な費用も参考にして、トラブルなく住宅の住み替えを進めましょう。