kurashi journal

2024.12.18

土地売却をご検討の方必見!一戸建ての解体費用を決める要素をご紹介!

古くなった一戸建て住宅を取り壊して、残った土地を売却しようとお考えの方はいるのではないでしょうか。
住宅の構造や立地などによって解体費用は異なるので、自分の住宅がどれに当てはまるか把握しておくことが重要です。
そこで今回は、解体費用の決定要素と費用を抑える方法について解説します。

□一戸建ての解体費用を決定する要因とは?

様々な費用を合計すると、住宅の解体費用は1坪当たり、木造で4万円から5万円、鉄骨造で6万円から7万円、鉄筋コンクリート造で6万円から8万円が目安とされています。
しかし、他にも様々な要因が絡み合うことで、目安通りの解体費用にならないこともあります。

1つ目は、上記で説明した建物の材料や階数などといった構造の違いです。
同じ坪数の住宅であれば、平屋よりも2階建ての方が基礎や屋根の解体にかかる手間が省けるため、解体費用は安くなりやすいです。

2つ目は、住宅の立地条件です。
足場を設置しにくい場所や工事車両が侵入できない場所では、人による作業が増加するので、その分人件費がかさみ、解体費用は高くなってしまいます。

3つ目は、付帯工事の有無です。
古い住宅には人体に有害なアスベストが使用されている場合があり、その解体には特殊な方法を用いらなければならないので、解体費用は高くなります。

□解体費用をできるだけ安くするための方法とは?具体的に紹介します!

解体費用を安く抑えるための方法として、解体業者を丁寧に選ぶことが挙げられます。
一番大切なのは、依頼先の解体業者と信頼関係を築けるかどうかです。
信頼できない業者に依頼すると、後から見積もりとは大きく異なる工事費用を請求されることもあるので、事前にHPを確認したり、解体費用が相場と乖離していないか確認したりすることが大切です。

自分でできる処理は先に済ませておくのも、重要なポイントです。
解体工事では付帯工事が行われる場合がありますが、その中には雑草や庭木の撤去もあります。
これにももちろんお金がかかるので、極力自分でできる処理は事前に済ませておくと、解体費用を安くできるでしょう。

自治体によっては補助金制度を利用できるところもあります。
解体工事に関しては国からの補助金制度は存在しませんが、自治体独自の補助金制度が設けられている場合があります。
事前に自治体のHPや窓口などで確認しておきましょう。

□まとめ

土地のみを売却するために、一戸建ての解体にかかる費用はその構造や立地条件、付帯工事の有無によって大きく変動します。
解体費用削減のためには、業者選定を丁寧に行い、自分でできる処理は事前に済ませておくことが効果的です。
場合によっては補助金を利用できることもあるので、事前に確認しておきましょう。

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