kurashi journal

2022.03.07

家族の健康を守る家づくりをするにはどうすれば良いの?ポイントを紹介します!

家族の健康を守る家づくりを進めたいとお考えの方はいらっしゃいませんか。

今回は、そんな方に向けて住宅性能が高いほど健康な人が多いこと、住宅が原因で起こる健康被害についてくわしく紹介します。

本記事を参考に、健康に良い家づくりを進めていただければ幸いです。

□住宅性能が高いほど健康な人が多いことについて

住まいと健康の関連性について診断する指標として、CASBEE健康チェックリストがあります。

このリストを用いた結果、住宅性能の高い家に住んでいる居住者の方が、健康である割合が高いということがわかっています。

家族の健康を守る家づくりを行う際には、このリストの項目を満たすような家づくりを目指すことが重要です。

□住宅が原因で起こる健康被害とは

住宅が原因で起こる健康被害は、大きく3つあります。

1つ目は、寒さが原因で起こる健康被害です。

寒さや冷えは、さまざまな病気を引き起こす要因の1つです。

具体的には、末端冷え性、不眠、筋力の低下を引き起こします。

末端冷え性で悩まれている方も多いのではないでしょうか。

末端冷え性は、手足の血流が滞り、手足の体温が下がる症状です。

この症状は、家が原因で起こることが多く、不眠や疲労も同時に引き起こします。

家が寒いことで、同時に多数の症状が体を襲うことがあります。

室内を暖かく保つ工夫を講じるだけで、これらの健康被害を防げます。

2つ目は、室内の温度差が原因で起こる健康被害です。

室内の温度差が原因で起こる健康被害の代表例として、ヒートショックが挙げられます。

この健康被害は、室内の温度差によって血管が急激な開閉を行うことで起こります。

ヒートショックは、家庭内で高齢者が死亡する原因の第1位であり、交通事故よりも死亡数が2倍も多いです。

そのため、家づくりを進める際には万全の対策を講じる必要があります。

ヒートショックが起こりやすいトイレや脱衣所、お風呂に、冬場はヒーターや温風機を常備しておくことをおすすめします。

どうしても温度が低下してしまう場所だからこそ、暖かい環境を維持することが大切です。

3つ目は、結露が原因で起こる健康被害です。

結露が原因で起こる健康被害として、カビとダニのアレルギーが挙げられます。

結露は、カビやダニを大量発生させる要因の1つです。

そのため、結露が発生しにくい室内環境づくりが欠かせません。

カビやダニが原因で、気管支喘息、アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎が引き起こされます。

これらの健康被害は、大人だけではなく小さいお子様にも及びます。

家族全員の命と健康を守るために、結露ができにくい家づくりを進めましょう。

□まとめ

住宅性能が高いほど健康な人が多いこと、住宅が原因で起こる健康被害についてくわしく紹介しました。

家づくりを検討されている方は、遠慮なく当社にご相談ください。

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