kurashi journal

2024.06.19

査定ポイントについて解説します!家を売却する時の参考に!

家を売却したい方はやはり少しでも高く売りたいと思うでしょう。
しかし、その高く売るポイントがわからず、査定ポイントは何なのだろうと思っている方もいると思います。
この記事では家を売却する際の査定ポイントについてと注意点を紹介します。

□査定において見られるポイントとは?

査定で見られる必ず確認するポイントとして、ここでは特に重要な3つのポイントを紹介します。

まず1つ目が、家の築年数です。
法定耐用年数が、木造の住宅が22年、鉄筋コンクリート造は47年と定められています。
そのため、築年数が長い物件ほど査定価格は低くなっていき、特に木造に関しては築年数20年を超えた物件の査定額はほとんど0に等しいこともあります。
築年数と売却価格の相場の関係をまとめると、築年数10年で価値は半減し、築年数15年で3割、20年で1割程度となります。

特筆すべきなのは、築年数20年を過ぎると急激に物件の価値がなくなり、30年を超えると売却価格は土地代と等しくなることです。
内装に目立った傷がなかったとしても、建物の構造部分は時間とともに劣化していることを認識しておくべきです。

2つ目が、家の外装です。
屋根や外壁の塗装に剥がれている部分や破損している部分の有無や築年数が古く、木が腐敗していないか、建物が傾いていないかなどがポイントとなります。

3つ目が周辺環境です。
スーパーやコンビニ、学校や病院といった公共施設などとの距離の近さは、生活利便性の高さを表すため、そうした施設との近さは査定のポイントとなります。
また、通勤や通学の利便性として最寄りの駅やバス停までの距離、さらには会社や学校が密集している街の中心地までのアクセスのしやすさ、距離といった点も査定ポイントとなります。

□査定の際の注意点とは?

家の査定を受ける際には、以下の2点に注意しておくことが必要です。
まず1つ目としては、シロアリの被害を把握しておくことです。
シロアリ被害を確認せずに売却後に発覚した場合、契約内容に反するとして契約不適合責任を問われ、その修繕費を負担しなければならなくなる恐れがあります。

次に2つ目として、雨漏りを把握しておくことです。
外壁からの浸水や、窓などの隙間から雨が振り込んでくるといったことを含む雨漏りもまた、住宅の契約不適合責任を問われます。

□まとめ

ここまで、住宅を売却する際の査定ポイントと査定時の注意点を解説してきました。
査定ポイントとなる要素をきっちりと押さえ、査定の際には前述した注意すべき点をきちんと把握しておくことが大切です。

pagetop