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空き家を売るメリットについて知りたい方は多くいらっしゃると思います。
空き家を売らずに放置していたためにメリットを享受する機会を損失してしまうのは避けたいですよね。
この記事では空き家売却のメリットについて解説していきます。
日本では少子高齢化が進み、住宅が空き家のまま使われなくなっていることが多くなっております。
相続した家を使わないまま放置しているという方も中にはいらっしゃるのではないでしょうか。
空き家対策特別措置法は、日本で増加傾向にある空き家問題を解決するための法律です。
以下の3つが主な空き家対策特別措置法の内容です。
・危険度が高い空き家が特定空き家と定められるようになった
・登記情報がない空き家は固定資産税の情報から所有者を特定できるようになった
・3段階の注意喚起を行い、従わなかった場合は行政が空き家を解体できるようになった
特定空き家に定められる条件は、倒壊の危険性がある、衛生面で悪影響を及ぼすと考えられる、管理が行き届いていないため周囲の景観を損ねている、その他にも周辺の生活環境を乱すと考えられる住宅が特定空き家と定められます。
認定されてしまうと、住宅の撤去や修繕、周辺の美化を行うように指導される上に固定資産税が最大で6倍になる可能性があるので注意しましょう。
また、特定空き家に対して行政が助言や指導、勧告、命令を行っても改善されない場合は行政が取り壊せるようになりました。
以前まで登記を行わなかった物件の所有者は不明になっていたケースが多かったのですが、固定資産税の支払い履歴から所有者が特定されるようになりました。
最も大きなメリットは現金収入を見込めることだと言えるでしょう。
不動産の価値は時間が経つにつれ下がっていくことが多いです。
そのため、現時点での売却が最も高価格で売却できる可能性が高いです。
貸し出す場合と比べて維持管理の手間がかからなくなることも大きなメリットです。
固定資産税や清掃、管理の連絡などは手間も時間も取られてしまいます。
また、手入れが行き届いていないと、特定空き家に定められてしまう可能性がありますので注意が必要です。
一方、売却する場合には現金の価値が下落する可能性があるというデメリットもあります。
メリットとデメリットを考慮に入れた上でメリットの方が大きいと感じられた場合は、ぜひ空き家売却をご検討ください。
空き家売却のメリットについて知っていただけましたでしょうか。
空き家を所有している場合は、特定空き家に定められないように維持管理をする必要があります。
それらの手間を省きたい方はぜひ当社にご相談ください。