kurashi journal

2023.01.18

中古住宅のリノベーションをお考えの方へ!耐震性について紹介します!

「リノベーションで耐震性は高められるのかな」
中古住宅のリノベーションをお考えの方でこのようにお思いの方はいらっしゃいませんか。
今回は、耐震性の構造や耐震性を高める方法について紹介します。
ぜひ参考にしてくださいね。

□耐震性の構造とは

耐震性を高めるためには、いくつかの方法があります。
ここではそれぞれがどんな考え方に基づいているのかを説明します。

1つ目は、耐震構造です。
耐震構造は建物自体を強くすることで地震に対応しようとする考え方です。
建築基準法は、基本的にこの耐震構造に関しての基準が定められています。

これは、耐震基準を満たす上で必要なものですので、費用が特別加算されることはありません。
耐震構造に関する費用は工事費に含まれていると考えて良いでしょう。

2つ目は、制振構造です。
これは、梁にダンパーを取り付け、地震のエネルギーを吸収するものです。
制振構造にするには、耐震構造の建物に装置を設置する必要があります。
そのため、費用は50万円程かかるでしょう。

3つ目は、免震構造です。
これは、建物と地盤の間に積層ゴムを使った装置を設置し、建物の揺れを減らす構造です。
地震の際に揺れを3分の1から5分の1に軽減できるため、家具の転倒も少なく室内での被害を抑えられます。

この装置を設置するのにかかる費用は200万円から300万円ほどです。
さらに、性能を維持するには定期的なメンテナンスも必要で、1回ごとに3から5万円ほどかかります。

□耐震性を高める方法とは

では、実際に施工する中で、耐震性能はどうやって高められるのでしょうか。
ここでは、耐震性能を高める施行方法を2つ紹介します。

1つ目は、筋交いや面材により壁を補強することです。
壁が少ないため地震に耐えられなかったり、壁がある場所のバランスが悪かったりする場合は、壁に筋交いを設置する方法があります。
また、構造用合板など面材を使うことで、面全体に力が分散され、耐震性の向上につながります。

2つ目は、耐震金具により土台や柱を補強したり、経年劣化や腐食した箇所の修復・交換をしたりすることです。
土台や柱、筋交いといった接合部は、年数が経ち劣化したり、腐食したりすることで弱くなり、倒壊を招きます。
そこで、柱と土台、柱と柱、梁などに耐震金具を取り付ければ、耐震性が高まります。

□まとめ

耐震性の構造や耐震性を高める方法について解説しました。
今回紹介した耐震性を高める方法を参考にし、地震に強い家を作りましょう。
当社では中古住宅のリノベーションをさせて頂いております。
興味のある方はぜひ一度ご相談ください。

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