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中古住宅のリノベーションをお考えの方はいらっしゃいませんか。
中古住宅をリノベーションする際に意識したいこととして、住宅の断熱性を高めることが挙げられます。
今回は、中古住宅の断熱の考え方と窓の断熱性を上げるためにできるリノベーションを紹介します。
建物の断熱性について重要視され始めたのは、1980年からです。
この年に初めて断熱基準が定められました。
この断熱基準は、3回にわたって改正を繰り返しており、初期の基準では断熱性能が高い住宅であるとはいえません。
そのため、断熱性能の高い中古住宅の購入を目指す場合、築年数の経っていない物件に的を絞る必要があります。
築年数の経っている中古住宅であっても、適切なリノベーションを行うことで、断熱性能を高められます。
例えば、住宅において1番熱損失の大きい窓の断熱性能を高めることが効果的です。
内窓をつけることで、工期もコストも抑えつつ、断熱性をアップさせられます。
このように、住宅の断熱性は少しの工夫で高められることが多いです。
窓の断熱性を高めるためにできるリノベーションは、主に4つあります。
1つ目は、窓やサッシの交換です。
これは、既存の窓を枠ごと取り除き、新たな枠とペアガラス等の障子を取り付ける工事です。
この工事のメリットとして、枠ごと交換するため隙間ができないこと、熱を通しにくい樹脂のサッシに交換できることが挙げられます。
断熱性を高めつつ、健康被害の原因であるカビやダニの発生を促進する結露も抑えられることが魅力です。
2つ目は、障子の交換です。
これは、窓の枠は残し、障子部分だけをペアガラス等に交換する方法です。
建物の本体を工事するものではないため、工期も短く、コストも抑えられます。
障子のフレーム部分を断熱性能の高い樹脂製にすることも可能です。
ただし、既存の枠とペアガラスがうまく噛み合わないことがあるため注意が必要です。
3つ目は、ガラス交換です。
これは、障子のフレームから既存のガラスを外し、ペアガラス等に交換する工事です。
この工事も障子の交換同様、工期も短く、コストも抑えられます。
ただし、枠部分に結露が発生してしまうことがあります。
4つ目は、内窓設置工事です。
これは、窓の内側に、もう1つ窓を取付ける工事です。
窓を二重にすることで、断熱性が向上します。
中古住宅の断熱の考え方と窓の断熱性を上げるためにできるリノベーションを紹介しました。
本記事を参考に、断熱性の高い住宅を目指したリノベーションを進めていただければ幸いです。
中古住宅のリノベーションに関してお悩みの方は、ぜひ当社にご相談ください。