実家を売却するならどのタイミングが良い？

実家の売却をご検討中の方はいらっしゃいませんか。

実家の売却を進めるにあたって、大切にしたいことは売却するタイミングです。

どのタイミングで売却するのがベストなのでしょうか。

本記事でくわしく解説します。

□実家を空き家にして所持することの問題点とは

実家を空き家にして所持しておくことの問題点は、大きく3つあります。

1つ目は、維持費がかかることです。

家を所有し続けると、毎月維持費がかかります。

代表的な維持費として、管理費、修繕積立金、火災保険料、地震保険料、固定資産税、都市計画税が挙げられます。

これらの中でも、税金には注意が必要です。

戸建ての実家の場合、空き家を放置していると支払うべき税金額が増えることがあります。

毎月の維持費の負担を軽減するためにも、空き家になった実家は早めの売却をおすすめします。

2つ目は、不動産の価値が低下することです。

不動産の価値は、築年数に比例して減少していきます。

とくに人の住んでいない空き家は、人が住んでいる家よりも劣化のスピードが速く、不動産価値の低下は避けられません。

空き家の期間が長いことで、買い手に悪い印象を与えてしまうこともあります。

そのため、空き家をどう売却するかを早めに検討する必要があります。

3つ目は、事件や事故の原因になることです。

空き家を放置することで、近隣の方に迷惑をかけてしまうこともあります。

加えて、空き巣に入られてしまったり、ゴミの不法投棄が行われたりする場合もあります。

空き家をきれいな状態に維持しないとさまざまなトラブルの原因になりかねません。

□換価分割を行うメリットとは

実家という遺産を相続する際の1つの遺産分割方法として、換価分割があります。

換価分割とは、被相続人が亡くなり相続が発生したタイミングで不動産を売却するときに用いられる遺産の分割方法です。

相続人の中から代表者を決めて相続し、その名義で登記してから売却します。

そして、代金から売却にかかった手数料や税金を除き、遺産分割で決めておいた比率に応じて分割します。

この分割方法は、近年多くの方が遺産分割の際に利用しています。

メリットとしては、実家を空き家にすることなく、すぐに現金化できることが挙げられます。

実家を空き家にすると様々なトラブルが起こりかねないため、相続後の早いタイミングで売却し、現金化することをおすすめします。

□まとめ

実家を空き家にして所持することの問題点と換価分割を行うメリットをくわしく紹介しました。

実家を空き家として所持しておくと多くの問題が起こります。

そのため、早いタイミングで売却を検討することが大切です。

お困りのことがありましたら、当社にご相談ください。