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賃貸をお考えの方で、「原状回復義務」という言葉の意味について知りたい方はいらっしゃいませんか。
賃貸住宅に住むうえでは、原状回復義務について理解を深めておく必要があります。
そこで今回は、原状回復義務の基本的な知識について、また、知っておきたいポイントについて解説します。
ぜひ参考にしてください。
原状回復義務という言葉を聞いたことはありますか。
言葉だけ知っているという方も、なんとなく意味まで知っているという方もいらっしゃるかもしれません。
賃貸の手続きをする上では、原状回復義務の意味を押さえておく必要があります。
ぜひこの機会に理解を深めて下さい。
入居時に、敷金や保証金を支払うことがありますよね。
これは、もし住んでいる間に部屋を傷つけてしまった場合、原状回復の費用としてあてられます。
費用を事前に回収しているということですね。
また、敷金や保証金があることによって、もし住人が家賃を滞納してしまった場合でも、大家さんはそのリスクを担保できます。
ここまで、原状回復義務の意味について解説しました。
イメージが明確になったのではないでしょうか。
そこで続いては、さらに知っておきたいポイントについて解説します。
ポイントは次の3つです。
1つ目は、経年劣化と通常損耗に支払っている分の費用を引いた額を原状回復の費用として支払うということです。
しっかり覚えておきたいことは、賃貸物件はあくまでも借りているものということです。
耐久年数がどのようなものであれ、借りた時と極力同じ状態で返せるように日頃から意識しておきましょう。
2つ目は、部屋の傷が原状回復義務に含まれるのか、そうでないものかを確認する必要があることです。
水回りは汚れやすい部分だと思いますが、その汚れが通常の範囲なのかどうかで判断されます。
汚れがひどくない場合は、住人側が負担する必要はありません。
3つ目は、敷金より原状回復の費用の方が高い場合は追加で支払う必要があり、その逆である場合は返還されるということです。
経年劣化によるものである場合、敷金は全て返されるでしょう。
今回は、賃貸をお考えの方に向けて、原状回復義務について解説しました。
知っておくべきことがたくさんあったかと思います。
このような費用制度についてはあらかじめ理解を深めておくことで、手続きをスムーズに行えます。
疑問点や不安なことがございましたらいつでも当社へご連絡ください。